スタートラインとコース

今回のワールドは全10レースで1レースのターゲットタイムは60分となっています。

コースは以下の通り、6種類想定されています。

course

スタートラインは中央の信号を発するマークボート、ポートサイドのマークボート、スターボードサイドのマークボートがそれぞれ掲げるオレンジ旗で構成されます。

123艇もエントリーしているので相当長いスタートラインになりそうです。
帆走指示書には「3点が直線になるとは限らないよ」とも書いてあります。

コース1は、トライアングル×1、上下×1(ランニングフィニッシュ)
コース2は、トライアングル×1、上下×1.5(クローズフィニッシュ)
コース3は、トライアングル×2、上下×1(ランニングフィニッシュ)
コース4は、トライアングル×2、上下×1.5(クローズフィニッシュ)
コース5は、上下×2(ランニングフィニッシュ)
コース6は、上下×2.5(クローズフィニッシュ)

ですね。
コース3はリーチングからフィニッシュですが、最後に3s、3pマークのゲートを回航する必要があります。

間違えないように気をつけましょう!

また次のレグが下マークの場合、上マークのとなりに1aマークがあり、こちらも回航する必要があります。(逆に次のレグがサイドマークの場合、1aマークは回航する必要がありません。)

間違えないように気をつけましょう!

また上マークの次に下マークを回航する場合は、3s、3pマークのゲートを回航します。
ポートサイドで回航するか、スターボードサイドで回航するかを決めておく必要があります。(逆にサイドマークの次に下マークを回航する場合は、必ず3pマークを回航する必要があります。)

3sマークをスターボードサイド(右回り)で回航する場合、ゾーン内でポート艇が内側艇、スターボード艇が外側艇になる場合があります。

ポートタックの内側艇はマークルームの権利はありますが、非権利艇ですのでマークルーム以上の航路を帆走して権利艇の航路を妨害しないように気をつけましょう。
また、ゾーンに到達する前は非権利艇ですので、スターボード艇は回避しなければいけません。

間違えないように気をつけましょう!

ゴージワールドの9レース目の映像に、ゾーンに到達する前にポート艇を追い出そうとしているスターボードタック艇が映っています。(2:33あたり)

ポート艇は、スターボード艇に追い出されたり、抗議されたりしないように気をつけましょう。そしてゾーンに到達した時に外側艇にオーバーラップしていれば、しっかりマークルームを要求しましょう。

順位が入れ替わるポイントです。しっかり頭に入れて上位を目指しましょう!

まとめ
●スタートラインは3つのマークボート間
●トライアングルはいつも通り回航、上下は上の1マークと1aマーク、下のゲートを回航
●コース3のみ、リーチングから最後にゲート回航してフィニッシュ
●コース1~6までデッキに書いて貼る!

(帆走指示書はこちら↓)
http://tasar2015.com/wordpress/wp-content/uploads/2014/12/SIs-Tasar-Worlds-2015-Final.pdf

 

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