Day 5 – Race 8 & 9

大会最終日、今までは午後からのレースでしたが、10時からのレースです。
風の予報は昨日と同じく8~12m/sですが、午前からとなるとどのような変化があるのでしょうか。

今日は2745の上松慮生さんにレポートをお願いしました。

まほろ・上松6

“G’day”の挨拶から始まる日々もついに終わりを迎える最終日、風の予報は昨日とほぼ同じで、朝から強めに吹いている南寄りの風が昼にかけて少し落ち、その後だんだん強くなるというものです。ただ、風の強さは昨日より少し落ちるとのこと。

我々は最終日にしていつも使っているジブタックのソフトシャックルが見つからず、仕方なく予備のシートで艤装をしますが長さが中々決まらず、出艇が遅れてしまいました。山村・吉田艇が毎日1番出艇していたように、我々も米国の某艇の次に出艇して彼らの華麗な出艇動作を観察することを日課としていたのに、最終日にきてそれが途絶え、幸先が悪い感じです。

さて、第8レース。我々はいつもの場所(スターボードアウターの端で1線の後ろ)からいつもの時間(スタート後15秒くらい)にスタートラインを切ることを目指しますが、今日は普段見ない顔がたくさんで大盛況です。が、我々のプランはあくまで1線の後ろなので落ち着いてゆっくり出ます。皆さんお先にどうぞ。

風は予報通りですが、いかんせん強弱とフレが激しくて走りづらいことこの上ないです。後ろから見てると上位陣でも激烈なフレでオーバーヒール沈、アンヒール沈と上りのレグはさながらサルガッソー。
下りのレグでも強烈なフレに翻弄されながらなんとか無事にフィニッシュできましたが順位は70番くらいか、いや、もう少し上か、120艇もいるとフィニッシュ順位もよくわかりません。

そして、第9レース。予報通り風が落ちてきたと思いきや相変わらずの激烈なブローです。我々はやはりいつもの場所からいつもの時間にスタートラインを切ることを目指します。
が、スタート2分前に事件が起こります。おりからの強烈な強弱とフレにやられて痛恨の沈。昨日はホオジロザメが遊びにきたことによってレースが中止になっているような海面、スタートに間に合う・間に合わないを抜きにしても、いち早く起こさないと新聞沙汰だけはごめんです。焦りすぎたのか1回目は沈起こしを失敗してしまいます。運営艇が様子を見にきますが、我々は「ノープロブレム、シャークもいません、怖くありません!」と満面の笑みで応答します。2回目でしっかりと沈を起こし、皆のスタートを観戦しながらラインに向かいます。うーん相変わらずだいぶへこんでいますなー。

相変わらずのフレと強弱に振り回されながら、しかし、一番後ろから見ているとその激しさがよりいっそうよくわかります。我々は1艇1艇抜いていく、ということはなく、フレでがっつり抜いたかと思えば、逆のフレでばっちり抜き返されるということを繰り返しながら上マークは100位前後か。

その後、リーチングでチャイニーズジャイブを見せつけて逆走をしたり、上りでTボーンをくらいそうになったりしながらも無事に岸に近いフィニッシュラインを切ります。順位は80番くらいか、いや、もう少し上か。120艇もいるとフィニッシュ順位もよくわかりません。

本日のレースはこれにて終了。そして、これをもって本レガッタも終了です。
最後のレースはドタバタしましたが楽しくレガッタを終えられたので大満足のオーストラリア遠征でした。

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